ごあいさつ
江戸時代から代々続く溜屋は、私で10代目となる葬儀社です。長年にわたってお葬式のお手伝いをさせていただき、様々な葬儀の形式を経験してきました。時代によって葬儀の形式というものは変遷していきますが、そんな中、弊社は、自分たちができることは何かを常に考え続けています。
葬儀社として、さらに心こもったサービスを
葬儀は昔から地域の住民や親戚が結束し行うものでした。「村八分」にされ普段交際を村中から断られている家でも、葬儀だけは周りが協力し、たくさんの人で死者を弔ったものです。少し前までも、近所の方や親戚のおじさんが傍らで指示をし、世話を焼いてくれたものでした。時におせっかいだと感じても、ご遺族の方にしてみれば非常に心強かったことでしょう。一方、現代では、近所や親戚の世話役と言われる方がいなくなりました。そのため、葬儀の準備から式当日に至るまですべてのことをご遺族の方だけで取り決め、進行することが多くなってきました。今や、ご遺族の方の不安やご負担は大変なものです。私たちは、これらを少しでも軽減できるよう、葬儀社としての業務を超えて「おせっかいな親戚」のように、ご遺族の方に寄り添うサービスに努めています。
お客さまの「不安」を「安心」に変える
慣れない葬儀の準備をしていく中で、疑問や不安なことは必ず出てくるものです。「お寺(宗教者)や町会への連絡の仕方やタイミングは?」「喪主としての気を付けることやマナーが分からない」「わが家の宗派は、この地域だと、どんなしきたりを守らないといけないのか?」など、場面ごとに戸惑うことでしょう。 私たちは、その一つひとつにお答えし、解決することができます。ご遺族が、一切のわずらいもなく弔うことに専念できる場をご提供することをお約束します。また、役所の手続きや法事のこと、喪中の生活の送りかたなど、アドバイスやお手伝いをさせていただき、お客さまが悲しみを乗り越え、新しい生活のスタートをきることができるよう支えさせていただきます。 ただ、私たちは、弊社からすぐに駆けつけられるお客さまにしか、きめ細かなサービスを行えません。それゆえお客さまを、北千住を中心に足立区やその周辺の方に限らせていただき、遠くの地域からお声をかけていただくお客さまについてはお手伝いできないことがございます。 大切な人のお見送りに関してお悩みの方、不安をお持ちの方は、ぜひご相談ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。
歴史
万屋から葬儀屋へ
初代「忠兵衛」が本家(現・綾瀬)近藤家より分家し千住に目薬などを扱う、万屋を構えておりました。
江戸の大水。江戸を流れる河川のほとんどが氾濫。「忠兵衛」が構えていた店舗も損壊しました。この時流れてきた「鳳凰」が屋根瓦にかかったのをきっかけに「神仏にたずさわる事を…」と神仏具・棺を扱うようになりました。
「溜屋」という屋号もこのこと(水が溜まって(洪水)屋根に鳳凰が掛かった)から付けられました。
以後、明治・大正・昭和・平成と葬儀社として営んで参ります。
屋号も残し株式会社に
溜屋近藤商店株式会社となります。
以前は四谷、王子、新宿、中野、三ノ輪などに溜屋という屋号を継いで独立した店舗が各地域にあったそうですが、戦争、災害と転変する時代ののなかで、この頃には溜屋とういう屋号での営みは本元であるここ千住だけになっていました。
葬儀式場 千寿会館 設立
セレモニーホール 嘉正会館 設立 (八代目 近藤 嘉正の名から)
近藤 俊彦 代表取締役に就任
近藤 温思 代表取締役に就任
現在に至る
会社概要
会社名 | 溜屋 近藤商店 株式会社 |
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所在地 | 〒120-0034 東京都足立区千住5-18-10 |
事業内容 | 葬儀の企画・施行 生花の販売 |
設立 | 昭和48年 |
資本金 | 2000万円 |
代表者 | 代表取締役 近藤 温思 |
所属団体 | 全日本葬祭業協同組合連合会 東京都葬祭業協同組合 |
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